現在、ギリシャのコスタナヴァリノで行われている国際スキー連盟の会合。ここで様々な案件が議題に上がっており、決まってきたものも出てきましたので、今日はそのうちの2つ紹介します。

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2022、2023年の各スキー世界選手権会場が決定。

まず今回の目玉の1つである世界選手権の各会場ですが、15日に最後のプレゼンが行われ17日に以下の場所に決定しました。

2022 FIS Ski Flying World Championships: Planica (SLO) – unanimous
2023 FIS Freestyle Ski & Snowboard World Championships: Bakuriani (GEO) – unanimous
2023 FIS Alpine World Ski Championships: Meribel-Courchevel (FRA), nine votes
2023 FIS Nordic World Ski Championships: Planica (SLO), nine votes

http://www.fis-ski.com/news-multimedia/news/article=hosts-for-2022-and-2023-fis-world-championships-elected.html

*決定の瞬間

また、アルペンに関してはフランスで決定したわけですが、大統領まで世界選手権誘致に参加してくるくらい気合が入っていました。日本では考えられないことですが、それだけヨーロッパでのアルペンスキーの人気が高いことがこの動画からも伺えますね。

*2023アルペンスキー世界選手権会場決定の瞬間

*フランス大統領も参加した動画

引退宣言のリンゼイ・ボン、男子W杯参加は見送りへ。

さて、もう1つの目玉とも言える男女混合のアルペンスキーワールドカップ。いわゆる団体戦ではなく、従来行われていた通常の男子のワールドカップに女子が参戦するという案ですが、今回は議題にも上がりませんでした。

 この件に関してボンはツイッターで「この件に関しては諦めていない」と呟いており、秋のFISミーティングでボンの参加が認められるかがアルペンスキーの歴史上最も大きな案件となることは間違いなさそうです。

 

ツイッターのコメント欄を見てもステンマルク超えを期待するファンも世界中にいることがよくわかり、これに対しヨーロッパはどう見ているのか非常に興味深いです。

 昨年のゾルデン開幕戦が悪天候で中止になった際、ツイッターで同じアメリカのテッド・リゲティは「怪我で出れないヒルシャーをかばったのではないか?」と開催国のオーストリアに向けて挑発しましたが、対アメリカに対する対抗心はヨーロッパには「100%ない」と言ったら嘘になるでしょう。

 2005年から10年間ほどアメリカが一気に資本力を上げチーム全体がものすごく強くなり、バンクーバー五輪でオーストリアがまったくメダルが取れないといった問題もありました。その後、R35ルールになりポールセットの傾向が変わったことで再びオーストリアなどのドイツ語圏が活躍し今に至ってるわけです。

 ジャンプの世界では日本人が活躍するとルール変更するということは有名ですが、アルペンの世界も似ています。

 ステンマルクはスウェーデンなので北欧となりますが、一応ヨーロッパ人。観光をメインビジネスとしているヨーロッパにとってスキーの成績は国益にも跳ね返る大きな産業です。(上記の動画でフランス大統領が出てくるくらいスキーは大きなビジネスなのです)

 アメリカ人であるボンに記録を塗り替えられるのは時間の問題ですが、2018−2019シーズンで引退すると数年前から語っていたボンは、ツイッターのコメントから察して、場合によっては

「北米シリーズだけワールドカップに出続ける」

な〜んてこともひょっとするとあるかもしれません。

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photo credit: listingslab Night ski slalom FIS: 29 & 30 Dec at the Planards via photopin (license)

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