ここ10年くらいでしょうか。ライターを雇ってコンテンツ作成を書くということがアフィリエイター中心に広まっています。ですが、2016年にDeNAのウェルク(WELQ)問題以降、Googleも一気にコンテンツの質を見直す方向にシフトしました。その結果、
外部に委託されたようなライターが書いたサイト、例えばまとめ系などの検索順位を落として、専門性の高いサイトの順位を上げた
なんて話もあります。
本当かどうかわかりませんが、どちらにしろ専門性の高いサイトはいつの時代も強いのです。
では、専門性の高いサイトとはどんなサイトなのか?SEO業者も真似できない上位表示の方法とは何なのか?
改めて時代に左右されないSEOの本質を書いてみます。
SEOの基本は非常にシンプル。答えが書いてあるかどうかが最も重要。
Googleの目的はとてもシンプルです。それは、
「ユーザーに最も適した検索結果を返すこと」
です。
ですので、コンテンツ製作をする前は検索キーワードを選び、必ず検索結果を見てからどんなサイトが上位に来ているのかを確認するのは当たり前の話です。
しかし、これだけでは誰でもできてしまいます。キーワード選定、アルゴリズム解析などは多くのSEO関係者がやっており、真似しようと思えば真似できるからです。また、多くの人がSEOやアクセスアップの本を読んでも上位表示できない、集客できない理由は「誰でもできるから」であり、本を読めばノウハウが手に入ってしまうからです。
では、どのようにやれば検索結果の上位にランクインされるのか?
を次に書いてみます。
検索上位になる、またはずっと検索経由で読まれる記事とは?
検索順位が上がる、または検索経由で読まれ続けるコンテンツとは何なのか?
当たり前の話ですが、外部のライターが書いた記事ではなく、
経験したものが優位に立つ
ということです。
例えば、ごく普通のサッカー経験者の記事とワールドカップで優勝経験のある選手の記事はどちらが有利でしょうか。おそらく
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- 知名度
- 実績
- 専門用語(共起語)の多さ
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から考え、優勝経験のある人のほうが結果を出したことがあるので、あらゆる面で有利に働くはずです。
このように現実社会で実績を出したことのある人は、仮に最初は検索順位が下でも、被リンクを獲得しやすい状況がすでに整っているので、遅かれ早かれコンテンツが検索上位に来やすいと言えます。一方、無名だと被リンクを必死に集めたり、膨大なコンテンツを作ったりして差別化しないとなかなか難しいでしょう。
はてなブログがなぜレビューのみアフィリエイトOKにさせているのか。
Googleアルゴリズムも「経験したかどうか」が非常に重要視しているはずです。
実際にSEOに強いと言われているはてなブログはガイドラインの中でこう書かれています。
商用サイトへの誘導や収益を得ることを主目的とした、はてなブログの利用を認めません。
ただし、お勧めしたい商品(またはそのリンク)を自身の言葉でレビューし、読者に勧める目的で掲載される広告についてはその限りではありません。
参照:はてなブログのガイドラインより
アフィリエイト禁止の無料ブログは多いですが、その理由は
儲けるだけの中身がまったくないアフィリエイト記事が多すぎるから
です。
ですが、はてなブログは唯一レビューだけ許しています。
なぜレビュー記事は許されるのか?理由はGoogleのみぞ知るといったところですが、おそらく経験したコンテンツとは
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- 写真がある
- 詳しく記事が書ける
- 共起語が自然と増える
[/list]
ということをはてな側もグーグル側も認識しているからではないかと思います。
実際にうちの会社も旅行レビューを写真付きで書くとずっと上位表示されたりしていますが、ある意味旅行は「取材」にもなるので、現地に行ったことのないライターが書くよりも遥かに詳しく書けるというアドバンテージが生まれます。
全ての経験は取材。ライターができない経験をしていくことが最強のSEO対策
結局、経験したことは経験した人でないと出てこない言葉が必ずあります。
そういった共起語が結果としてロングテール検索でひっかかり、ずっと読まれるコンテンツになるのではないかと私は考えています。
実際にここのブログ構成を見るとよくわかりますが、スキー関係は1度見たら終わりのニュースコンテンツが多く、それ以外は流行り廃りのないコンテンツを製作しています。このことはこちらの本で詳しく書かれていますが、ビートルズやクラシック音楽は時代を超えて使用されるコンテンツとなっています。
そういったコンテンツをいかに増やしていくか。
Googleの創業者の一人、ラリーペイジがTed動画で語った「良い情報だけを共有できる世界にしたい」という発言から考えればおのずと記事の作り方が見えてくるのではないかと思います。
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