さて、今回の話は「仕事」についてちょっと書いてみたいと思います。
まず最初に言っておきたいのは
「仕事というものは本来減っていくものであり、減るたびにお金も増えるという構図になっていないと事業に欠陥がある」
ということを言っておきます。
わかりやすい例を言うと1970年代以降、会社に徐々にコンピュータというものが浸透していきましたが、これは本来業務を効率化するものであり、機械を導入することで勤務時間を短くできる道具だったはずです。ですが、実態はどうでしょう?
「みなさん残業増えてませんか?」
ということです。
確かに機械化することで大幅に仕事が減ったというジャンルの仕事もあるかと思います。しかし、実態は
「機械をきちんと扱える人と扱えない人が出てきて、扱えない人はどんどん残業が増えている」
わけです。
こうなってくると格差が起きてきて、機械との競争にも書かれている通り、機械を操れる人(または会社)との競争になってきて、機械を扱えない人間は安い賃金で長時間働かされる羽目になるか、最悪の場合失業に追い込まれるわけです。
もし、機械を導入して残業が減るどころか増えたという人は、会社の経営陣の能力を疑った方が良いでしょう。
バカな上司、会社で働くな。
これは私の実話ですが、ある医療関係の会社に勤めた経験があります。
私はシステムを極秘で作って、部長に
「1時間かかる調べ物の作業を5秒で解決するシステム作ったんですけどぉ・・・」
と言いにいき、実際に使ってもらい会社で試験的に使ってもらうことになりました。
やり方は簡単で、会社の用語や顧客の名前などを打ち込むだけ。
グーグルの会社限定版と考えてもらうとわかりやすいかと思います。医療に関する知識は非常に細かく、分量を間違えると問題が起きるので、誰もが理解できるよう、というかわからなくとも医療や顧客情報をすぐに理解できるよう仕組みを作ったのですが、結果
「グーグルのような検索窓だけの仕組みすら使えない・・・」
という問題が起きました。
何が言いたいかと言うと、超ネット初心者でも使えるよう極限までシンプルな画面、つまりボタン1つすら押せないというのが現代の人間のITレベルなのです。
旧型人間と新型人間に社会は分断されるのは間違いない。
別の言い方をすればこれはITのレベルとは関係なく、
「そもそも人間は調べようともしない」
という生き物かもしれません。
しかし、人の命に関することですから一応皆調べるざるおえないわけです。結局、辞書を引くように面倒な作業を永遠と繰り返す生き物で、
「習慣が取れないのが人間という生き物」
ということがこのときにわかりました。
彼らは私よりも残業1、2時間は当たり前。
理由はおそらく
「残業代が欲しいからわざとゆっくりやっている」
のが本当の実態でしょう。
これでは世の中変わらないのです。
経済の成長スピードを上げて、なおかつ収入と時間を上げるには
「労働時間の短い人ほど、かつ生産性の高い人に収入が増える」
という仕組みにしないと、日本は間違いなく沈没していくでしょう。
この件に失望し、私は自分の生き方で生きて行った方がお金も時間も増えるなーと思い、会社を辞めました。
新資本主義社会にいる人と昔の資本主義社会で生きる人
今は何もせずアフィリエイト成果1件7万円とか寝ていても発生する状況となっています。
労働者と資本家の考え方はこれだけ違うのです。
労働者は1時間900円、1000円を稼ぐためにどんどん残業を増やそうとしますが、資本家は
「早く家に帰って5分で7万円、10万を自動で稼ぐ」
ということを学んでいくのです。
時間を取るか、お金を取るか。
時間を投資することをしないと、人間いつまで経っても所得は増えません。
「経営者はもちろん、仕事ができる人ほど本を読むことに時間とお金を費やす」
という成功方程式は、5Gで動画時代が本格化したとしても変わらない成功法則です。
なぜなら
「本やネットに答えが書いてるから」
です。
みんな考えてばかりで、カンニングしないよう教育されてしまったので、本来のスピードを殺しているのです。考えることは大切ですが、考えすぎも問題なのです。
答えを先に探して、無ければ考える。
これがロボット時代のやり方です。
なぜなら答えはネットと本屋にあるからです。
無駄な仕事を増やす公務員や会社が消えていく時代
今後、本屋さんやアマゾンのベストセラーは消える仕事系の本が爆発的に売れるかもしれません。おそらく、自動運転のバスやタクシーが普及したら、本格的に国民は
「自分の会社もやばいかも」
とようやく気づくはずです。
その頃には時すでに遅しで、政治家も手の施しようがないほど、ロボットと機械を扱える人間がどんどん先に行ってしまい、社会の仕組みを変えていきます。というか、IT関係者は
「本来の正しい方向に戻しているだけ」
にすぎません。
今までは不正とかしてもバレませんでしたが、ITが発達したことで画像解析などもでき、文春砲なども出てきました。この文春砲はいろんな芸能人の写真解析をすることで、例えばご飯と食べに行った時に時計にかすかに写ってる向かいの相手まで解析できてしまう仕組みを利用しているそうです。(どっかのサイトで見ました)
政治家のスキャンダルもこういったところから情報漏洩していると思われます。
悪いことをしている人を暴き出す社会システム。
スマホも盗聴器となり、人工知能のSiriが電源を切っていても盗み聞きしていると話題ですが、このような機械発達により
「誰が本当に信用価値があるかわかるようになる」
ので、銀行もそのうち不要になるでしょう。(仮想通貨の仕組みで銀行は将来不要になると思います)
ネットは本当に価値のある人間と価値のない人間を選別していく仕組みと言っても過言ではありません。
あなたがどのような人間になりたいかはわかりませんが、価値のある行動にシフトしたほうが良い時代なのは間違いないかと思います。
あなたは仕事ができる人間とできない人間に別れていくということはこういうことなのです。
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