このページは現在甲子園で大活躍中、2018プロ野球ドラフト会議でも目玉となっている大阪桐蔭根尾昂選手のスキー選手時代と野球の両方を詳しくまとめるページです。画像や動画を交えてアルペンスキーが中心の当ブログにて情報を随時まとめていきます。
根尾昂とは?プロフィールまとめ
ざっくりとですが、野球とスキー選手の両方の実績をまとめます。
戦績:
野球:
177cm 76kg MAX148km(この記事を書いている時点では2018甲子園ベスト4入り。ピッチャーとして活躍しつつ5番で浦和学院戦他でホームランを打っているピッチャーとバッターの二刀流。外野も守るのである意味三刀流。スキーも再開すれば四刀流。)
中学時代に最速145kmをマークするといった情報もネット上にある。
第52回全国中学校スキー大会 男子回転優勝(当時のリザルトはこちら→http://52ndzenchuskiaomori.web.fc2.com/syorui/kekka/sl_m_result.pdf)
岐阜県飛騨市と言えば映画「君の名は」ではないかと思います。こういった場所で育って現在に至っているんですね。また、ネット情報によると根尾家皆医者と看護師という家系だそうで、頭脳明晰なんてコメントも見られます。
二刀流はもはや当たり前。それだけトレーニングが進化している証拠
「天は二物を与えず」「二兎を追う者は一兎をも得ず」
なんて言葉がありますがこれはもう大昔の話。
日本ハムからメジャーのエンジェルスに移籍した大谷翔平選手、橋本聖子さんは自転車とスピードスケートの両方で日本人初となる夏冬オリンピック出場、海外では2018平昌オリンピックでエステル・レデツカ(チェコ)がスノーボードとアルペンスキーのまったく違うスポーツで金メダルを獲得するなど,もはや二刀流は当たり前の時代となりました。
そもそもトップレベルのアスリートはだいたい他のスポーツでも上位経験がある人は非常に多いです。代表的なところではフリースタイルスキーまたはスノーボードの人たちがインラインスケートやサーフィンでも活躍するケースもあり、2種目同時に平行してトレーニングすることは当たり前です。
根尾昂選手は中学時代スキーで日本一になっているのでナショナルチーム(日本代表)に入り、2022年、2026年冬季オリンピックを目指すという選択肢もあったかと思います。
というか、普通のスキー選手で全中1位、2位の選手は冬季五輪を目指す人も多いのですが、根尾選手は野球の道へと進むため大阪桐蔭に進学という選択をしたわけです。
スキーと並行することは可能。あとは球団と本人次第
この記事を書いている時点では根尾選手はまだ高校生です。ですので、ここから先は想像で書いていくわけですが、個人的に根尾選手はプロ野球選手とスキー選手の二刀流は可能と思っています。
ただ、冬季オリンピックを目指すということはさすがに無理かと思うので、「プロスキーヤーは可能」という現実的なことを書いていきたいと思います。
プロスキーヤーとプロ野球選手という前代未聞のアスリートで価値を上げていっては?
なぜ可能かというと、
プロスキーヤーは映像やレッスン、雑誌などで稼ぐので、例えば冬場のオフシーズンはファンサービスとして1日スキーレッスンをやったり、いろんな山を滑って映像化をしお金が入る仕組みを作ると冬場も球団にお金が入るのではないかと思いますし、根尾選手のブランディングにもなるかと思います。ましてやプロ野球は毎日テレビで放送されますから、
「プロ野球選手なのにスキーDVDやブルーレイを販売している」
ということになれば、他のスキーヤーとは違い、おそらく日本で1番有名なスキーヤーになることも十分可能かと思います。
ちなみに北海道日本ハムファイターズは冬のアスリートにも出資しており、女子スキージャンプの渡邉陽(みなみ)選手をサポートしています。
参照:<FIGHTERS CROWDFUNDING~be Ambitious~>スタート!
もしスキーに理解を示す球団、または二刀流大谷翔平選手をメジャーに送り込んだ北海道日本ハムファイターズなら、スキーの本場北海道で新たなプロ野球選手の価値を創造することができるのではないかと思っています。
国体や全日本スキー選手権に出ようとすれば靭帯損傷や骨折など怪我の恐れもあるので厳しいですが、あくまでもフリースキー動画などでコンテンツ販売していけば、他のスポーツが得意なプロ野球選手にも影響してくるのではないかと思っています。
「プロ野球と他のスポーツ」
このコラボで新たな産業活性化ということも決して不可能ではない気もします。
根尾 昂選手の2014全国中学スキー大会で優勝した時の記事と海外の実績、動画がこれ
ここからは私の得意なアルペンスキーの話になりますが、上記の戦績でもリンク先で掲載していますが、この記事を書いている時点での全日本ナショナルスキーチームのメンバーには竹内力音選手(全中16位)にも勝ってますし、ナショナルチームのチルドレン世代(世界大会)でも代表選手に招集されており、同じくナショナルチームの若月隼太選手らと一緒に出場し、イタリアのトッポリーノで男子大回転41位を記録しています。
*全国中学優勝の時の男子スラローム1本目・2本目(1本目は再生後53秒、2本目8分3秒)
*全国中学優勝時の写真付き記事
*アルペンチルドレントッポリーノ大会結果
*根尾昂選手の画像一覧
滑りの特徴としては見た目はあまり速くないのですが、非常に高い位置に腰があり、アグレッシブに滑らなくてもきちんと的確に弧を描いて雪煙が上がりにくい滑りと言えます。
一見、アグレシブに攻めるスキーの方がカッコよく、速く見えるのがアルペンスキーの特徴なのですが、ワールドカップやオリンピックでも
「見た目が遅いのに速い」
という選手は数多くいます。(古くはノルウェーのラッセシュースなど。現在はゴルフやスキーのウェアを手がける高級ブランド「シュース」を展開して有名ですね)
根尾 昂選手はどちらかというとすごく攻めていくタイプというより、確実に抑えるところは抑えて攻めるタイプかもしれません。
野球の動画まとめ
スキーと並行して夏場やっていたのが野球です。
小学校時代から注目されていたようですが、スキーも中学生で日本一になってしまうので相当悩んだのではないかと思います。
大谷選手ほどのインパクトはないですが、スキーもできるという他の野球選手ではあまり見られないだけに、今後注目されそうですね。
ドラフトでどこにいくか?メジャーはある?
セリーグなら読売巨人、ヤクルトスワローズ、中日ドラゴンズ、阪神タイガース、広島カープ、横浜DeNA、パリーグなら日本ハムファイターズ、西武ライオンズ、千葉ロッテ、福岡ソフトバンクホークス、オリックスバッファローズ、楽天イーグルス、計12球団がありますが、何球団が名乗りでるか非常に気になってます。
また、メジャーリーグからスカウトが来てるのか、それとも大学に進学?などもちょっと気になりますが、2018年のドラフト後、根尾昂選手はどの道を進むのか要注目ですね。
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