というと学校の先生たちから怒られそうですが、学校の先生たちも現在の文科省に対する不満は多いです。なぜなら
「暗記教育の徹底」
が今でも根付いているからです。また、学校内での先生同士の派閥、古い体質の考え方と若い人の対立など現場でも問題が山積みで、教育に専念できない環境にもなってきています。そして子供の数が減ってるので、シェア争いが行われ、結果として
「有名大学合格率重視の教育」
になったわけです。
昔は中学生でようやく受験でしたが、今は小学生からお受験という時代。うちも子供がいますが、将来的には本人の性格を尊重し、的確な教育(個人的にはのびのびさせてあげたい)ができればと思いますし、おそらく今の子供たちには年金はないでしょうから、お金の教育を受けないと
80歳まで年金が受け取れず、死ぬまで働く人生
となってしまうので、22世紀に向けて生きる子供たちにしっかりした
「どんな状況でも前向きに楽しく生きる知恵」
を授けたいものです。
学校とは会社人間を生産する場所
学校によって才能を開花させる人もいますし、私は小学校5年生のときに担任に出会わなかったら今の人生はないです。なので、必ずしも学校が悪い場所と言えないのですが、基本機能としては
「会社人間を育てる教育」
になっています。
これは1800年台、つまり産業時代以降の教育がベースとなっており、
・いかにミスをしないか
・仕事をきちんと覚える能力(暗記)
・忍耐力
などを身につける場所でもありますし、科目がいろいろあるので才能を見つける場所または時間とも言えます。
ですが、子供の頃はどうしてもテストの点が悪いとバカにされたりするので、勉強を一応がんばるわけです。
私は子供の頃にこれらに疑問を持っていたので、
「このまま勉強を続けると、その辺にいる大人と同じ人生を歩むのではないか」
ということを常に思っていたので、高校受験本番最後の理科を白紙(0点)で提出し、本来の目標である
・スキーで食べていくこと
・大学をきちんと卒業すること
・暇な大学時代に資産を作り、就職活動をしないで世界を旅して自由に生きていくこと。
を叶えるため、定時制高校にあえて行きました。
定時制なら授業中の勉強のみで卒業できますし、自宅では大学で出る科目のみ勉強できるので、結果として大学に入学し、卒業をしました。スキーでもインターハイにはいけませんでしたが、インターハイ30番以内の選手と公認大会で同じタイムが出たので、技術的には人に教えるレベルにもなりました。
これが全日制の進学校に行ってたら、私は大学の勉強ができず、テストと宿題に追われる毎日を送って大学に行けるはずの能力を持ってても高卒だったかもしれません。
当たり前の話ですが、周りと同じことをしていれば高い確率で同じ人生を歩むわけです。また、所得の面でも大卒の方が何かと上なのは、高等教育のおかげで考え方に影響してくるからではないかと思います。
よくあるのが「大学に行く意味がわからない」という声を実際に高卒の人から聞きますが、会社では同じ給料でも大卒の人はこっそり資産を築いていたりします。
大学の半分は休みですから、この期間にお金の勉強をすることができるので、年金が機能しない2020年以降の世界では時間に余裕のある若者のほうが若干有利かなと思ってます。(何もしない遊んでばかりの大学生もいっぱいいますが)
実際、ブログの世界は高度な知識がいるので大卒が多いですし、人気ブロガーのほとんどは高学歴というのも、教養があるからいろんなネタが書けるのかもしれません。(もちろん勉強好きな高卒でもがっつり稼ぐ人がいます)
考えることができない人は雇用されるしか道がない
当たり前の話ですが、投資や起業は基本、考えることができないと稼ぐことができません。
これは学歴に関係なく、商売をする人は皆考えまくって生きてます。
・どうやってお客さんを集めるか
・どのように売っていくか
・この投資はなぜ失敗したのか?
このようなことを常に考えるわけです。
これができない人、考えることが面倒な人はこちらにあるAIに投資を任せるか、サラリーマンやアルバイトなどで生きていくしかないでしょう。
フォード自動車の創業者、ヘンリー・フォードもこう言っています。
「考えることは最も過酷な労働だ。だからこんなにも多くの人がやらないのだ」
金持ち父さんシリーズにはこのフォードの言葉が何回か出てきますが、考えることができない人は一生働いていく人生になります。
雇用される人生は確かに経済的に安定しますが、将来が心配な人、自由な時間を増やしたい人などは考える習慣を身につけることから始めましょう。
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