photo credit: Kevin Pedraja DSC_0117 via photopin (license)

アルペンスキーの基本である上下動の動き。

 加速の基本でもありますが、これを大きく使って推進力を生む箇所があります。

今回はこの話を取り上げます。

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上下の動きでタイム差が付く箇所とは?

それはズバリ、

緩斜面

です。

 以前、ブログで上下動の大切さについて書いたら沢山の方にシェアされましたが、今回はもう少し突っ込んだ話をしたいと思います。

まっすぐなポールセットが立ちやすい場所で上下の動きをハッキリさせる。

ブログ記事上部にバンクーバー五輪男子滑降の写真をピックアップしましたが、私は以前からこれを「棒立ちクローチング」と読んでます。

 正直、ワールドカップからインターハイ、国体までまっすぐなセットが立つということはまず無いのですが、ゾルデンのGSではゴール前の緩斜面でこの動きをほとんどの選手が使います。

 さすがに記事冒頭のような棒立ちまでいきませんが、緩斜面でセットがまっすぐの場合、クローチングを組んだまま、多少頭の位置が上になってもこのほうがスキー板が走ってくれるので、ゾルデンではこの光景がよく見られるのです。

*実際の映像はこちら

GSでスーパーGに近いセットの場合は特に有利になる。

カービング以降、スーパーGのようなセットが立つことはほとんどないと思いますが、緩斜面ならまっすぐのケースがまだ多いかと思います。

 GSにおいてクローチングが組める箇所があった場合、むしろ高速系の技術を取り入れると良いケースがあります。

 私もその昔、GSで全部クローチングを組んでゴールまで行ったことがありましたが(今の時代は絶対有り得ないセット・・・)、これで70人以上1本目で抜いてしまったという経験があります。

 このときは記事冒頭にあるようなほぼ棒立ちでクローチングを最初からやり、頭の位置をあまり気にせず、上下動を最大限に使うということに徹したわけです。

  もちろん、急斜面・中斜面でこのテクニックを使うケースもあるのですが、どちらかと言えば推進力を生むためというよりも、腰の位置を高くしてターン始動を早くする、ライン取りを高めにするといった意識を持って滑るのではないでしょうか。

 特に急斜面は振ったポールセットが立つので、あまり上下の動きは使えないはずです。

 ですが、緩斜面はこの上下の動きはさらにタイム差となって表れるので、雪上トレーニングはもちろん、夏の間から鏡の前でフォームチェックを行なったり、平均台の上でクローチングを組んで、誰かに平均台を蹴ってもらってバランス能力を鍛えるなどのトレーニングを積むことをおすすめします。

 ゼッケンが後ろの選手ほどポールの横が掘れていますから、バランスを崩しても板が走っていくことができるよう、常に外足から外力を受けれるよう夏場からしっかりと体を作っていきましょう。

 

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photo credit: listingslab Night ski slalom FIS: 29 & 30 Dec at the Planards via photopin (license)

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