斜面変化にポールが立って転倒する選手、タイムを縮めるアルペンスキー選手の違い(ピョンチャンオリンピック男子GS動画編)

スキーが上達する練習方法

photo credit: Travelling Runes Skiing at Alpensia via photopin (license)

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ピョンチャン五輪GSの動画は公式のものがアップされたら、ここに改めて貼付けて解説します。それまではテキストで我慢してください。録画した人はもう1度斜面変化に注目して見てみましょう。
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ピョンチャンオリンピック男子大回転が終了しました。優勝はダントツでオーストリアのマルセル・ヒルシャー、2位はクリストファーセン、3位がパンチュローという結果で実力通りの順に並んだ感じです。日本からは石井智也選手が出場し、35位という結果でした。

今回はこの男子GSから改めて「外足」と「肩のライン」の重要性について書いてみたいと思います。

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ウネリのある斜面での内倒の多さが目立ったピョンチャン五輪男子大回転

これはピョンチャンに限らず、斜面変化の多いスキー場でのレースでは斜面変化にポールを立てて途中棄権を誘うセットはよくあることです。特に今回途中棄権が前半わりと同じところで引っかかる選手が多くおり、情報が上がった後半では完走者が増える現象も起き、いかにインスペクションが大事かがよくわかるレース内容になったのではないかと思います。

特に個人的に注目した点は斜面変化であり、ここをうまく滑ってきた選手の特徴としては

  1. 外足荷重で
  2. 肩のラインは平行
  3. 内足にあまり乗っていないか、まったく乗っていない

というオーソドックスだけれども、細かい技術の使い分けをしているかどうかがタイムに出たのではないかと思います。

両足荷重や外足荷重、内傾角などアルペンスキーのターンテクニックはポールセットによってはどれもメリット・デメリットが発生しますが、今回のような

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斜面変化のところでポールが立った場合
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に限って言えば、肩のラインを平行にして外足に乗っていくほうが板が雪面から浮いた場合でも、無難に次のターンにつなげられるケースが圧倒的に多いので、アルペンスキーの基本的なポジションが最も重要になってきます。

逆に内足に重さがかかるような滑りをする選手はそのまま内倒して途中棄権となる、ワールドカップ選手らしからぬ簡単なミスをする選手が結構いたので、1つ参考になるポールセットだったのではないかと思います。

斜面変化にあわせて高いライン取りをする滑りの参考例

また、斜面変化がある場合次の旗門が見えないのを利用し、ポールセッターは

  1. ポールインターバルが詰まったセットや
  2. 振り幅をきつくし
  3. まっすぐ攻めて来た選手が入れないセット

を立てる場合も結構あり、今回のピョンチャンでも随所に見られました。

こちらの本では(電子書籍だとP1970)に引退したスイスのキューシェのGSターンテクニックが連続写真で紹介されていますが、彼は逆に斜面変化を利用してうまく加速している良い例ではないかと思います。

斜面変化の場合、どうしても体が浮きやすいのですが、彼の場合外足から外足につなげ、抱え込みもうまく利用して雪面からあまりスキー板が離れないように滑っているのがよくわかります。また、左ターンする際に右足が若干浮いていることから、彼の場合は

ほぼ外足荷重で斜面変化をこなしている

のがよくわかる写真になっています。

まとめ:斜面変化では内足に乗らないこと。

とまあ、アルペンスキーの基本中の基本の話になってしまいましたが、内足に乗っても特に競技初心者の場合、内倒する可能性が非常に高いのできちんと外足に乗っておく習慣をつけておくべきでしょう。

なお、下記の記事ではその他の上達系に関する話も書いてるので、気になる人は読んでみてください。今後、こういった話がこのブログの中心コンテンツになるので次回もお楽しみに♩

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