すぐ実践できるアルペンスキーで1秒以上タイムを縮める方法

スキーが上達する練習方法

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photo credit: 5518 Designs On Edge via photopin (license)

今回は初歩的な話ですが、W杯選手からこれからアルペン競技デビューする人まで抜け落ちていることを書きたいと思います。当たり前の話なのですが、これが意外と奥が深いと言いますか、難しい部分でもあるのであえて取り上げました。

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ポジショニングと同じくらい重要なのがライン取り。

ダウンヒル、スーパーG、GS、SLどの種目も重要なのがこのライン取りです。

 過去にポジショニングは上達に不可欠と何度も口酸っぱく言ってきたのですが、1秒、2秒の違いはポジションだけでなくこのライン取りで出すことができます。これを徹底的に極めたのが アトミックを使用しているマルセル・ヒルシャーと言っても良いでしょう。

動画:同じW杯選手でもこれだけ違う

以下は2014年ゾルデンでのワールドカップGS動画ですが、この頃はまだ男子はR35のスキー板でレースしている頃で、HEADを使用しているリゲティ1人勝ちがまだ続いていた時期でもあります。しかし、この開幕戦が今思えば時代転換の時期だったかなーと思うわけですが、ヒルシャーのライン取りがかなり直線的になってきたのもこの頃です。

Ted Ligety vs. Marcel Hirscher- Sölden 2014 2nd run, 26.10.2014

アルペンはできるだけまっすぐのラインが好ましい・・・

高速系でも技術系でもそうですが、タイムを競うレースというのは遠回りすればするほどタイムロスにつながるのは当たり前の話です。湯浅直樹選手がまっすぐなライン取りにこだわってきた(最近は変えてきていると言ってました)のもこのような考え方からかと思うのですが、

スキーはまっすぐ滑るほどリスクも高まるスポーツ

なので、結果として1番直線的に滑ってきたギリギリの人が上位に来やすい傾向が強いです。これは今も昔も変わりません。おそらく今後100年も同じでしょう。

 ただ、例外も有りワールドカップでも特定のシーズンはC字型のいわゆるオーソドックスな「弧」を描く選手が有利になる時期もあります。90年代ではミカエル・フォン・グリュニーゲン(スイス)、現在で言うとテッド・リゲティです。

 リゲティに関してはR35ルール適用する前からこの練習を徹底してやった影響で、先行者利益で連勝を重ねたのは記憶に新しいかと思います。ですが、結局一人勝ちはいつまでも続かないわけで、ライバルがどんどん研究して「短い弧」が主流となっていきました。

 最近のリゲティは徐々に成績を落としつつ有り、やはり他の選手に比べるとターンしている時間が長いように思います。

まとめ:どう滑るかはコーチではなく選手が決めること。

最終決定はインスペクションで選手が決めるしかありません。

 無線で「あそこは巻け」と言われても、どのくらい上から巻いていくのかは選手が決めるわけです。ターン弧をできるだけ短く仕上げることは競技初心者には難しいかと思いますが、いろんなスキー大会の映像がYouTubeで見れるので、上位選手はどのようなライン取りで滑っているのかを研究してみて欲しいなと思います。

  ライン取りは思った以上にタイムに影響しますよ。

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